Gioire

The life after S2000 Gioire

2023 F1の感想

今年は、F1史上最も支配的なシーズンであった。レッドブルが22戦中21勝し、そのうちフェルスタッペンが19勝するという、まさに圧倒的な結果に終わった。優勝争いに関しては、毎回見るところもなく、ほぼ流し見しだったというのが正直なところ‥。ホンダエンジンがこれだけ勝てたのはめでたいことであるが、実質はフェルスタッペンとレッドブルのマシンがずば抜けていたということであろう。

 

ここまでの支配的な結果をもたらした原因は、ひとえにライバルの体たらくである。レギュレーションが変更されるまで、技術的な上限がサチって差が縮まっていく可能性はあるが、まぁ来年に関しては同じような内容ではないだろうか。今年は総集編を録画する前に有料放送を解約した。来年の再契約も躊躇するな‥。

 

個人的な今年の見どころは、フェルナンド・アロンソの活躍であった。一度引退するまでのアロンソは独善的な嫌われキャラだったが、他カテゴリーでの経験を経て戻ってきてからは、すっかり良い人になっていた(笑)。しかも今年何度も表彰台に上る活躍が証明しているが、テクニックは全く衰えていない。アロンソのレースを俯瞰的に見られる能力と、実際のドライビングテクニックを象徴する今年のハイライトは、ファイナルラップでペレスを抜いたブラジルだったな。昔からのアロンソファンだが、嫌われ者から再び尊敬の対象に戻ってきてくれたのが、なんとも嬉しいね。

 

 

 

gioire.hatenablog.com