2021年のF1も後半戦、残り6レースというところまで来た。チャンピオンシップでは、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが6ポイントリードしているものの、残りのサーキット特性や直近のマシン性能を見ると、メルセデスのハミルトンが有利に見える。
それにしても、ここまで熾烈なタイトル争いは久しぶりであり、このような戦いが見られて幸せだ。思えば、前回ホンダが「まともに」チャンピオンシップ争いに絡んだのは、1991年だから、30年ぶりということになる。自分がF1を見始めた頃から、実に30年かかったということだ。長かった‥。そして2015年からの第4期F1は、惨憺たる戦績で屈辱に塗れたものだったから、良くここまで来たものだと、一ファンとして考え深い。
ホンダは2021年をもってF1を撤退する。なんとしても有終の美を飾って欲しいところであるが、ここまでの素晴らしい戦いを見せてくれたのだ。たとえ2位に終わっても感謝である。(相当悔しいと思うが‥) 中止になってしまったが、最後の鈴鹿を走ることができていたら、涙無しでは見られなかっただろう。
もうF1でホンダを見られないだろうから、AlphaTauri HondaのマグカップとHonda Racing 200th Podium Tシャツを記念に買った。レッドブル・ホンダのも何か買いたいところである。
