Gioire

The life after S2000 Gioire

F1 2023 日本グランプリの感想:ルーキーの活躍、暴れるペレス

前置き

今年もF1日本グランプリが開催された。自分はもちろんテレビで観戦。天気が良く、現地観戦も快適だったかと思う。鈴鹿や富士のF1に行ったことがあるが、今となっては、かの人混みは、個人的には無理そうである。WECがちょうど良い。

 

 

強すぎるマックス

今年は、マックス・フェルスタッペンがあまりに強いシーズン。レッドブルもホンダも素晴らしい仕事をしているのだが、ドライバーが速くなければ、ここまでの圧勝はできないだろう。マックス好みのマシンに仕上げているにしても、である。全てのピースが揃わないと、特別にはなれない。それは、同じエンジンのアルファタウリや、同じマシンに乗るペレスの結果が示している。それにしても、予選におけるマックスのラップは、スムーズかつ驚速‥、圧巻であったな。

 

新人の活躍

レースとしては、マックス以外の人達の戦いであった。マクラーレンの躍進、フェラーリメルセデスなど、タイヤの戦略差による戦いは見どころがあった。

個人的には、ルーキーの走りに感心した。1人目は、マクラーレンのルーキー、ピアストリ。ノリスには前に行かれたが、初の3位表彰台を獲得。日本語少しできる点で日本ウケしそう。まだ初々しいが、ノリスに対してバチバチのバトルを見せて欲しい。

2人目は、リカルドの代役のローソン。4戦目であるが、角田と互角にやり合っているところがすごい。決勝では角田に一度も負けず勝ち続け、結果を出している。リカルドより魅力的に見えてしまうな。

改めて見ると、今のF1の世代構成、アロンソ、ハミルトンのベテランチャンピオン勢、サインツからラッセルまでのフェルスタッペン世代、角田世代の若手と、なかなか充実しているな。

 

ペレス大暴れ

今回、悪い意味でペレスが目立っていた。ペナルティ受けまくって、リタイヤ。マックスのチームメイトとなると、色々大変なのだろうが、さすがに今回は酷すぎた。ここのところ評価を下げまくっており、本人の気持ちを思うと観ている方も辛い。何とか形を戻して欲しいところである。