前置き
GR86が無事納車されれば、また水平対向エンジンに戻ることになる。納車まで暇なので、自分が乗ってきたエンジンを振り返ってみた。
- 前置き
- EJ20G (スバルレガシィGT)
- EJ207 (スバル インプレッサ STi Version V)
- EN07 (スバル ヴィヴィオ ビストロSS)
- E07A (ホンダ ビート Version F)
- L13A (ホンダ フィットG)
- F20C (ホンダ S2000 ジオーレ Type V)
- LFA (ホンダ ステップワゴン スパーダ ハイブリッド ブラックスタイル)
- まとめ
EJ20G (スバルレガシィGT)
200 PS / 6,000 rpm、26.5 kg-m / 3,600 rpm
スバルの名機「EJ20」シリーズの初期型エンジン。RSじゃなくGTだったので、トルク重視の200馬力仕様。このモデルは水冷インタークーラーだった。ロッカーカバーからのオイル漏れなど、水平対向ならではの苦労を経験した。
EJ207 (スバル インプレッサ STi Version V)
280 PS / 6,500 rpm、34.5 kg-m / 4,000 rpm
当たり前だが、レガシィとは全く別物に仕上がったSTi Versionのエンジン。PHASE-II という呼称となり、吸気系が改良されていた。GC8は、エンジンは良いけど、ミッションがしょぼくて乗りづらかった印象。
EN07 (スバル ヴィヴィオ ビストロSS)
64 PS / 6,500 rpm、9.2 kg-m / 4,000 rpm
ヴィヴィオのエンジンでスーパーチャージャー仕様。軽なのに異様に速い。スポーツシフトとの組み合わせで、非常に痛快な加速を見せてくれた。
E07A (ホンダ ビート Version F)
64 PS / 8,100 rpm、6.1 kg-m / 7,000 rpm
ビートのエンジン。今まで乗った中で唯一の3気筒エンジン。3連スロットル。力は無いけどめちゃくちゃ官能的なエンジン音だった。
(5MT) ホンダ ビート フル加速 HONDA PP1 (提供動画もあり) - YouTube
L13A (ホンダ フィットG)
100 PS / 6,000 rpm、13.0 kg-m / 4,800 rpm
ファミリーカーのエンジンなので、取り立てて特徴はないが、意外と馬力があった。
F20C (ホンダ S2000 ジオーレ Type V)
250 PS / 8,300 rpm、22.2 kg-m / 7,500 rpm
言わずと知れた、前期型S2000のエンジン。刺激度ではVTECを超えるエンジンは無いな。回さないと面白くないので、長距離などは疲れる。
LFA (ホンダ ステップワゴン スパーダ ハイブリッド ブラックスタイル)
145 PS / 6,200 rpm、17.8 kg-m / 4,200 rpm
ほぼ発電機としての役割のエンジンだが、ホンダのハイブリッド(e:HEV)はミッションとも結合してエンジンだけでも走る。この辺りがホンダらしい。
まとめ
こうして振り返ってみると、スバルとホンダのエンジンしか乗っていない。GR86もまたスバルエンジンだ。EJ20は、比較的振動が少なかったと思う。しかしトルクが無かった。FA24は、235 PS / 7,000 rpm、25.5 kg-m / 3,700 rpm、低速トルクがしっかり出ているのが良い。実際試乗では良く分からなかったが。
かつてのホンダのエンジンは凄かったな (遠い目)。このようなエンジンが作れて、F1でも常勝なのに、2040年までに内燃機関は捨てると言う。時代が変わるのは分かるが、自らの差異化の部分を全部捨てることもあるまいに‥。まぁそう簡単にやめられないと思うのだが、どうなるだろうか。