MAZDA3に本命と言われていたエンジン「SKYACTIV-X」モデルが追加された。何とも素晴らしい夢のエンジンのように語られていたが、スペックを見る限り何とも微妙である。
「SKYACTIV-X」は、ガソリンエンジンならではの高回転までの伸びの良さと、ディーゼルエンジンの優れた燃費・トルク・応答性といった特長を融合し、人馬一体の気持ちよい走りと優れた環境性能を両立したマツダ独自の新世代ガソリンエンジンです。意のままに操ることができる加速感、走りの楽しさを引き立たせるエンジン音、それらがもたらす「気持ちよさ」と「楽しさ」「上質さ」がSKYACTIV-Xの魅力です。また、マイルドハイブリッドシステム「M Hybrid(エム ハイブリッド)」の採用により、滑らかで気持ちの良い走りと、効率的な燃料消費をサポートします。
2Lの20S PROACTIVEモデルと比較してみる。
20S PROACTIVE:
- 車両重量 1360kg
- 最高出力 156ps(115kW)/6000rpm
- 最大トルク 20.3kg・m(199N・m)/4000rpm
- レギュラー仕様、WTLCモード 15.6km
- 251万
X PROACTIVE:
- 車両重量 1440kg
- 最高出力 180ps(132kW)/6000rpm
- 最大トルク 22.8kg・m(224N・m)/3000rpm
- モーター:6.5ps
- ハイオク仕様、WTLCモード 17.2km
- 319万
この程度の性能差では、重量とハイオク仕様という点で相殺されてしまうだろうし、価格差もあり過ぎる・・。性能的にもう少しインパクトが欲しいし、普通のエンジンとがっつり比較できてしまうラインナップもダメだよな・・。
もはやディーゼルは欧州で禁止方向であろうし、他メーカーがEVにシフトする中、このエンジンが内燃機関の可能性と言うのにも説得力かける。
マツダ大丈夫か?と思っていたら、TMSでEVのMX-30を公開していた。マツダ独自の「e-SKYACTIV」 、ロータリーによるレンジエクステンダーもあるらしいので、こちらの流れが本命?として期待したい。