三菱自動車の不正行為がまた明るみになった。今回は燃費データの改ざんのようである。前回の不具合隠蔽に比べれば、ユーザが被る被害は少ないかもしれない。だが、このような隠蔽体質が改善されないところを見るに、そのガバナンスの無さは相当深刻であろう。軽を共同開発した日産からの指摘で明らかになったようだが、そのようなケースが無ければ、明るみに出ていないだろう。三菱の不正も残念だが、それが簡単にできてしまう、燃費測定方法もイマイチ過ぎると思う。
かつてのパジェロやランエボなどのワイルドでパワフル路線も踏襲しつつ、昨今では、i-MiEVやアウトランダーPHEVなど、電気によるエコな面も見せ、その点を好ましく思っていた。実際のところ、i-MiEVのデータは不正があるようだが。それ以外の車種でも不正があるかもしれないし、燃費データ以外の不正があってもおかしくないと疑ってしまう。力の入ったクルマもあるので、残念だ。