今年は、車体のレギュレーション変更でワイドタイヤが復活するなど、目新しさのある2017 F1。ハイブリッド・ターボも4年目となり、メルセデスの独走から、より競争的なスポーツが戻ってくると期待される。
今年は、トークンフリーで開発できることになっているが、投入できるエンジンが年間4基に制限されるため、そのタイミングでのみ大きな改良ができるという理解。だが、トークン制が撤廃されたことで、追う方も逃げる方も技術力を示せるだろう。この辺は、あるべき姿になった感じはある。
開幕前の数少ないテストでは、予想通り予想外はあれど、大まかな勢力図は見えた。メルセデスはやっぱり速いし、信頼性もある。フェラーリは、予想外に良いシャーシとPUを用意したようだ。逆にレッドブルは、まだそれほど力を見せてない。ここは未知数だが、この3チームでチャンピオンシップは展開されるだろう。その次には、ハース、ウィリアムズが来そうな雰囲気である。
そして、3年目の正直であるホンダだが、世界中から大々的にバッシングや憐れみを受けている通り、信じられないほど悲惨なパフォーマンスである。ホンダ車に乗る者として、日本人として、とても情けない気持ちである・・。正直3年経っても最下位の技術力しか示せないことに正直驚いている・・。
まだテストだからと言えなくもないが、昨年より悪い結果になることが見えている。3年やってトップ争いができないなら、退場するしかないね。アロンソの人生を無駄に使ってしまったのは、本当に悲劇である。