すぎもとたかよし氏のホンダに関するブログ記事、「雑誌ナナメ読み:スポーツカーだけじゃない」を読んで、妙に納得してしまったのだが、自分も1ホンダユーザーとして、今のホンダのラインナップは寂しい。いや、自分がホンダをスポーティなクルマを作るはずのメーカーだと思っているから寂しいのだろう。
F1やWGPを初めとする国際レースでの活躍や、シビックを中心とした、パワーは無いけどスポーティ、みたいなクルマを作っていた頃のイメージが記憶に残っている。もちろんNSXやType-Rのイメージも大きいが、これはあくまで特種なスポーツカーであって、メインにはならない。
今のホンダには、無い”らしさ”を持っているのは、マツダやスバルなんだろう。マツダは、ロータリーは今時点では無いものの、ディーゼルという新たな個性とデザインで見事にらしさを表現している。スバルも頑固に伝統の水平対向と四駆に注力し、プレミアムブランドとして生まれ変わった。
個人的には、USのホンダは結構良いクルマを作っている様に思う(タイトル画像は、2016シビック)。USと比較すると、軽とミニバン中心の日本のラインアップは、それ以外の車種にホンダの割り切りを感じる。日本の売れ筋を注力したラインナップこそが、”日本のホンダらしさ”、なのだろうかね?