Gioire

The life after S2000 Gioire

平日夕方から東京モーターショー

東京モーターショーは、幕張メッセから、お台場の国際展示場に移って、こじんまりと行われている。メーカーの力の入れ方はそれほど強くなく、ショボいという声も聞かれるが、一庶民としては、こんなに近くて便利な場所でのショーは、ありがたい。しかも16時以降は安いチケットで入れるので、会社を少し早めに上がってみることができる。素晴らしいじゃない?今回は、終盤の平日夕方に行ったので、まぁまぁ快適だった。興味がある、日本とフランスのメーカーに絞って見学した。

ブースとして一番統一感があったのは、マツダ。ミニバンや軽などの展示は無く、イメージカラーであるソウルレッドの展示車がずらり。中心には、RX-VISON。完璧にセンスが良い。入ったらマツダ車が欲しくなるね。ロードスター NR-Aも置いてあったのだが、フルバケに乗り慣れてないオジサン達が、軒並み乗り降りに苦戦してて、笑えた。

スバルは、気になっていた。スポルヴィータ仕様を見学。WRXスポルヴィータと、参考展示で、レガシィB4のスポルヴィータがあった。B4もまもなく出るだろう。B4の方がシートがキルティング仕様で少し柔らかく、個人的には好みである。ただ、B4は、アメ車みたいな雰囲気なので、このイタリアンな内外装はあまり似合ってない気もする。WRXS207は、伝統のオタク的な車作りが健在であることを認識させてくれた。会場でも大人気だった。インプレッサ コンセプトは、特に新しさは無かった。特に観客からも注目は引いてなかったな。

スズキは、イグニスが良かった。ソリオやバレーノといった、ダメデザインの展示車の中、このクルマのデザインは際だって良かった。和田氏によるものだろう。展示されていた車両に乗り込んでみたが、インテリアの質感も良い。スズキっぽくない。後は、復活したアルト・ワークスが、大人気になっていた。なんだか嬉しい。

フランス車では、ルノーが良いね。トゥインゴは、スマートと兄弟車のようだが、RRというところが、オタク心をくすぐる。キャンバストップに座ってみたが、開放的だ。他にも、カングーや、ルーテシアなどは、生活を楽しくさせてくれそうな雰囲気が良い。全体の車作りが自分の感性に合っているみたいである。

まとめ。今回のモータショーでは、変化はあまり感じなかった。特にAndroid Autoや、CarPlayなどは期待しているので、もう少し出てきて欲しかった。個人的には、イグニスや、トゥインゴなど、庶民的なクルマにもっと魅力的なのが増えて欲しいね。